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ハイドロキノンをつかうとどうなるのか

鏡を見て、肌を気にする女性

『ハイドロキノン』は現在多くの化粧品において美白成分として配合されている物質です。
この物質は元々自然界に存在するもので、イチゴやコーヒーなど我々が日頃口にする食品等にも含まれています。
かつてはこの物質は写真の現像や医薬品の酸化防止剤などが主な用途となっていましたが、研究が進められる中で強い美白効果があることが発見され、美容先進国のアメリカで医薬品への利用が認可されたのを皮切りに、世界中で美白化粧品に用いられるようになりました。
ハイドロキノンの美白効果は、この物質が持つメラニン色素を合成するメラノサイトの働きを阻害する作用によるものです。
肌にできるシミは、紫外線などの刺激を受けてメラノサイトがメラニン色素を生み出し、それらのメラニン色素が肌の表面の細胞に含まれることによって発生します。
しかし、ハイドロキノンはメラノサイトに対してのみ作用する毒性があるため、メラノサイトが本来持つメラニン色素を生成する働きを阻害し、新たなメラニン色素の生成を抑制します。
美白効果を持つ成分としては他にもビタミンCなどが有名ですが、ハイドロキノンではメラニン色素の生成そのものを抑制する点がそれらの成分とは異なり、強力な美白効果をもたらす理由となっています。
なお、ハイドロキノンのもうひとつの特徴としては、肌に塗ることで表面の細胞が紫外線によって傷つくのを防ぐ働きが挙げられ、この働きによってシミの解消だけでなく予防にも効果を発揮します。
なお、ハイドロキノンは配合される濃度が高いほど美白効果も高くなることが知られており、現在は様々な濃度の製品が販売されていますが、その一方で美白効果が強くなるほど肌への刺激も強くなる傾向があり、体質によっては肌のかぶれや赤みといった副作用が現れることもあります。そうした場合にはすぐに使用を中止し、医師の診察を受ける必要があります。

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